696キキキキ

696クロウサが綴る 696の世界

第 20 カムサァンキューシャ

「真弥でーす」

『ソルルでーす』

「二人合わせて」

『花のチュウさんとりおでーす』

「でーす ってなんでトリオなん 二人やし~そもそも」

『ちゃうやん 花の…っちゅーか なんでワタシら関西弁やねーん』

「そりゃ~ソルルがいきなりボケ始めたからやんかぁ」

『そうやったー ほな 改めて。。』

 

 

「どうもこんにちは 真弥です」

『おっす おらソルル』

「こら~悟空になっとるやんけぇ ってまたあたしもノッてもうたでぇわれぇ」

『わぁ 真弥ったらカワチのオッサンね』

 

「…ふぅ」

 

『あれ? 早くも降参? そんな事ではこの冥界を満喫できませんわよ』

「うん そうだね 死んでる身で疲れてる場合じゃなかったわね」

 

『では 気を取り直して』

 

「真弥で~す 第5話に出演してました~」

『ソルルでーす 第7話に友情出演したスターの追っかけですけど覚えてますか~?』

「そういうあなたもスターだったよね。てか一応あたし達って天国にいるのよね?」

『そうよ 斉天大聖孫悟…』

「悟空ネタしつこい」

『ごめんごめん 天国天国。極楽浄土に居るんだからそんなに怒らないでよ~』

「怒ってないよ てかてか、ここで皆さんにお願いです~

ソルルちゃんの活躍が第7話にあるの知らない人は、先に読んで来てあげてください」

『サンキュー。でも、出演時もチョイ役だから活躍とはいえないかもよ。。そんなことより、真弥ちゃんの第5話も号泣っすよ。なんて、ちょっとハードル上げすぎかな~。兎に角、是非 先に、そこそこ感動~のソチラを読んでコチラに戻って来て戴きたいッ』

「チッ… そこそこじゃねーだろ」

 

 

 

『「皆さんお帰りなさーい 5話&7話如何でしたか。では お話を進めましょう~」』

 

 

「ソルルちゃんは14歳で逝ったっていうか来たんだよね」

『遊びに来たみたいに言わないでよ~ 無理矢理連れて来られたんだからさー』

「アハハ ミアンソルル~。そう言うあたしも早すぎる天国デビューだったんだよね。でもソルルちゃんに会えたのは超ラッキーだったな」

『わ! ホント?!真弥ちゃんにそんな事言ってもらえるなんて死人冥利に尽きるな!』

「ソルルちゃんのそーいう言葉のチョイスとかについつい厳しいツッコミ入れちゃうけど、ホント大好きなんだ~ 良い人だもん」

 

 

『ウッ;;』

「ん?」

 

『あ  …ごめん   目にゴミが。。』

 

「え? 泣いて る の。。」

 

『は?』

 

「チッ…」 

 

 

「まぁいいか   なんの話ししてたっけ?」

西遊記でしょ?』

「ぇ~ット… ソルルちゃんは韓国の人だよね なんで中国推しなの?」

『中国も好きだし もちろん韓国も好きだよ。日本も大好き!』

「台湾は?」

『台湾のアイドルも大好きよ』

「あぁ アイドル界の話しなのね」

『いえいえそれだけじゃないよ~ 真弥ちゃんのご両親は台湾に住んでたのよね~お母さんは台湾の人だよね。行ってみたかったなぁ マンゴーかき氷なんか憧れてたな~』

「わぁー!台湾スイーツ知ってんじゃん!あたしはママの手作りしか食べた事ないけど」

『ソウルにもマンゴーピンスってあるんだよ~ どっちも食べた事ないけどね』

「そう考えると、あたし達って やっぱコッチ来るの早すぎたよね~」 

『そうね~ 食べたかったものもだし、やりたかった事とかまだ全然出来てないもん。

てか、なんで真弥ちゃんって一人称(あたし)に変えたの?出会った頃は(わたし)だったよね?』

「あぁ それは、お父さんとお母さんが見つけてくれた真弥の生まれ変わり…じゃあないんだけど、今の娘のマヤちゃんが(あたし)って言うのを見ていてとても可愛いから真似してるんだよ」

『あ~わかるぅ~ わたし今もカメラ向けられたらユエのポーズ真似したりするもん』

「え?! 天国にもカメラあるの?」

『え?! 真弥ちゃんケータイとか持って来てないの?』

「持って来てないよ! つーか死ぬ前も持ってなかったし!」

『死ぬ前って え?! 今どきの小学生はみんな持ってんじゃん ショボ。』

「ショボって… でも、持ってる子もいたけど半々くらいだったよ… てか欲しいんだけど何処かで買えるのかなぁ」

『わたしのはドコモじゃないよ サムソンでもないけど』

「いや ドコカって言ったんだよ つーか今も持ってんの?見せて!」

『ほら』

「わッ! ホントだ! ってか、ココから誰にかけるのよ電話」

『そうね~電話はまだだけど、こないだ地上のお父さんとお母さんにメールはしたよ』

「な!… なんて。。?」

 

 

『(全ての人が 一つの星 誰かの放つ光で照らされ いつか誰かを照らす存在になるのが 人間 という生きものなのね)って詩をね。 キャハっ 照ぇ~れぇ~るぅ~~』

 

 

「そ、それで… それを読んだご両親どうだった?」

『めっちゃ泣いてた… 生前わたしが作った詩だったからね。でも、わたしもそんな二人見て嬉しくて泣いちゃったから、悪戯はほどほどにしようと思いました。』

 

 

「ウッ;;」

『ん?』

 

「あ  …ごめんなさい   目にゴミが。。」

 

『何? 笑ってんの?』

 

「泣いてんだよッ!」

 

 

『やーだーなー もしよかったら携帯貸してあげるから一度ご両親にメールしてあげなよ』

「えぇッ? 。。あ~  でも…  マヤちゃん居るし…」

『なに言ってんの!  聞く限りマヤちゃんってめっちゃ好い子じゃん!両親に届いた奇跡なんて普通に喜んでくれるんじゃね?』

「そ…そうかなぁ  じゃぁ   今 送ってみようかな。。」

『いいよ はいドーゾ』

 

 

・・・・・。

 

 

『うわぁ。。。 ヤベーーよ 二人とも泣き崩れちゃったじゃん…

何て 送ったの?いや、贈ったの?』

 

 

 

「お父さん お母さん わたしを見つけてくれてありがとう 

元気なマヤちゃんと一緒に にこにこくらしてね  さんきゅーね」

 

 

 

『うわーーーーん;;』

 

「ん? 笑ってんの?」

 

『泣いてんだよ~~ 死ぬほど泣いてんだよ~~~~ 死んでるけどーヽ(`Д´)ノ』

 

 

 

「ソルル ありがとうね 大好き」

 

 

 

お父さん お母さん

アッパ  オンマ

 

また いつか…ね

 

 

 

 

 

さんきゅー ドウシャ