696キキキキ

696クロウサが綴る 696の世界

第 22 INGWFA

歩み寄りの無い爆心地。

 

ミカエルは、大量に過剰に盛大に笑えるほど c6gwの素をばら撒いた。 

色々考え、感じる勘を素直に鑑み、遂に 作戦を開始したという事だ。

科学的根拠バッチシな計画で、脳科学 というか脳化学の効果を狙っている。

 

 

 

今も遠くにポーン ポーンと爆破音が聞こえる、緑が少しで茶色い山々の景色が壮大に広がる現地から、ピンウサ特派員がレポート致します。

少々砂っぽいですが、ワイルドな稜線と緑の濃淡が美しい大地… 一転すると、焼かれた村や 廃墟にしかみえない街並みの残骸… そんな風景を思い浮かべながら、おつきあいくださいませ。

 

 

ミカエルが招集した作戦会議のメンバー達はそれぞれに、ウサん臭く悩み クマったと困り リカいした様に頷き 恐竜の首を傾げつつ 結果、B5でいくことにしたのです。

地上最大の作戦。ウン万人の命を守るための、紙吹雪作戦。

B5です。…182mmX257mm。両面刷りのリーフレット…。

つまり、慎ましく質素なのに 規模はド派手なチラシ配りです。

 

 

先ずは、血で血を洗う内戦の地、ここ ンギャリアの上空からステルス爆撃機で、風向きや地形を測り、上手く散らばる様に計算された高度と方法で、

ドサッとひと撒き、696万枚。 かける、アチコチ。

 

 

効果は、遥かに予想を超えました。

敵に考える暇も与えない即決即断の英断で、多くの人々が家も土地も捨てて大移動を始めたもんだから、敵が 虚とーーんとしてる間に大勢が戦地から逃げ切ったのです。

 

降らしたチラシの内容は、戦闘地帯からの逃避を呑気に促すウサギが描かれた…漫画。

いわゆるユルキャラが、安全な逃走の経路と方法をゆるゆるに解説してあるのです。

「美味しいお食事で快適な旅 道中エアコン完備です\( 'ω')/」こんなキャッチコピーも数種類。

 途中、トイレ休憩はもちろん、お土産選びやカラオケタイムなどのレクリエーションも充実しているし、ドピンクの装甲車やウサギ柄の軍服を着こなす精鋭たちの、鉄壁の護衛の中を景色と会話を楽しみながらドライブしてゆくのだから緊張感も和らぎますね。

 

「戦闘の無い自由な環境でまってま~す」

「人間が殺し合っているその場所で命を落としたい方はお独りで」

「犠牲を承知でこの土地を我が物としたいならご勝手に」

「皆さんの経済活動が安定するまで、衣食住医に関しては補償いたします」

地獄が好きな人たちは、今も爆音と砂ぼこりを堪能してるだろう。

 

 

 

人間は 分かりやすいモノに傾く。

 

周りの身近な連中から「この土地を守るのが私達の尊厳だ」なんて言われてその気になって排他的になる開戦の歴史。泥沼の終らない憎しみ合いの始まり。。

 

そこに石油が湧こうが ダイヤモンドが採れようが、富の奪い合いから争いが起き、ルールが生まれ、ルールは強者が作るから豊かさが偏り、それが更なる争いの種になる。

圧倒的な武力があっても、ゲリラをゼロに出来ない現実の長い歴史がある。

(チカラの無力さ)を学べない…。 そのくせ、いつまで経っても 浅ましい人間の性。

給食係の業務上横領小学生より自己中な、餓鬼道の餓鬼 ですね。

 

 

だから、分かりやすい絵で楽しい逃避行のおススメ。

『怖いもの知らず & 来ないもの知らず』

の、

楽しく逃げるが勝ちゲーム。

 

助かりたいなら 手を貸したいと思う人の手を借りればいい。

誰かに助けられたなら、誰かに感謝出来るからね。

感謝のループは何より素晴らしいし、命と人生を大切にする尊厳の覚悟。

 

 

 

ミカエル達の手伝いをする連中の中には、実は ミカエルの敵も多い。

人間社会というものは常にそんなものだ。

連中は、何が何でも「儲けたい」のですが、金と情報のチカラを知っているので、表立ってミカエルに弓を引くことは無いのです。カシコイですな。まさにズル賢い。

 

弓を向けられ射られるのは、弓を他人に向ける者か、向けられる場所に居る弱者なのです。 又は、矢を射る者という『暴力』の動きを見誤る者。 

 

 

かつて、或る戦場で、家族を養えなくなった兵士が敵に自分のライフルを売る行為が流行りました。

「俺の部隊は撃たないでくれ」と。

コレを裏切りだという向きもあるかもだけど、

彼等は、将校などの金持ちが欲深く富を増やそうと、敵への武器弾薬の横流しをしている事を知っていたのです。

「いくらでも売ってやるから金を持って来い」。

裕福な上官が、私腹の為に敵に横流ししている銃で、貧困な自分たちが狙われている。 なんとも遣り切れない…

 

コレが戦場の事実。 コレが社会の現実。

 

 

世界の武器商人たちは、対立する双方がなるべく戦争を長く楽しめる様に巧みにセールスし続けています。

時には、キャッチーな『戦いの大義』さえも作ってあげます。

さすが儲けるだけあって、とても懇切丁寧でサービス精神旺盛ですね。

需要と供給。それ以前に、欲求の胸懐も教唆して供給するのです。

 

 

死の商人は、平和を何より問題視します。

自動車メーカーが若者の車離れを問題視する事との差異は如何ほどか。

ファッション雑誌もあの手この手で流行の持つおしゃれパワーを魅せつけ扇動します。

様々な業界の洗練された人達が、人間の本質(The承認欲求)をくすぐり、より美味しい食事・より快楽の強いSEX・より質の高い睡眠等3大欲求以外にも、ありとあらゆる方法でワタクシタチ皆の心の隙間を埋めてくれますアリガタヤアリガタヤ。

 

 

大概の戦争は、平和の為に始まります。

安心したいから、怖い相手をぶっ殺す。

前向きな努力が、何故か 他人より幸せになりたいという捻じれた願望に変化する。

モテたいから格好つけて自分を隠して、結婚したらお互いの嘘がバレて別れる。

…概ね、こんな具合でしょうか。

唯物の隔たりですか。

 

 

ネットジャングルのアホゾン川流域には、いつも素敵な武器が溢れていますね。

街には昔から溢れていましたが、今ではお家で買える、競争に勝つ為の人心覇快兵器。

これらの品には武器禁輸措置は執られませんから、破産するまで存分に 幾らでも揃えられますよ。

そして、川から離れていても、様々な分野のブローカーさんがいらっしゃいますから、

国連がブラックリストに載せた国でも、お金さえ払えば何でも直ぐに手に入るのです。

如何なる残虐行為を働くための品でも、欲しがる者が居れば、それを売る者が居る という事ですね。

 

『人間の本性』はアマゾンの野生なんてまるで敵わない怖さを孕んでいます。

 

損も得も楽しむか ただ商人の餌食になるか。

 

果てしなく侘しいマッチョでポップな勝ち組欲に乾杯 今 君の人生は…。

 

 

 

ジョナイドの厨二遊びと、ミカエルちゃんのニュースに乗じて、ご無沙汰のピンウサも、老成出来ない痛い大人的切り口で、この クッソ危ねぇンギャリアから以上お伝えいたしました。

さて、不死身のオレも しつこい爆風と悲鳴には馴染めないし、さすがに疲れたんでそろそろ帰ろっ。

 

I never go with fools anymore.

I never stay with fools anymore.

 

兎に角 ウサギにツノ、

 

暴力からは

 

脱兎の如く

 

逃げましょう。

 

 

 

 

 

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